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Column コラム

iPhoneアプリ開発基礎知識 Hello Worldを表示させてみる編

iPhoneのおもしろさ

みなさん、ご存知の通り、iPhoneは単なる携帯電話にとどまらない大きな可能性を持っている携帯デバイスです。既にそのシェアは世界で4000万台以上とも言われていて、中国で発売されるとそのシェアはもっと大きくなるでしょう。

エンジニアからみてiPhoneの大きな魅力の一つに、iPhone SDKを使って自分でアプリケーションが作成できそれを「App Store」に公開出来るというのがあげられるのではないでしょうか。(公開するにはApp Storeに申請する必要がありますが、申請方法は別の機会で)

今や「App Store」は立ち上げから1年あまりで15億以上のアプリケーションのダウンロード、6万5000以上のアプリケーションが登録、10万人以上のアプリ開発者が「App Store」向けアプリケーション開発プログラム「iPhone Developer Program」に参加しているようです。せっかくこのようなプラットフォームが用意されているので、今回はiPhoneアプリ開発のさわりについてご紹介しようと思います。

アプリケーション開発の準備

iPhoneアプリ開発で使用するのは以下のものだけです。 用意するもの
・Intel Mac 10.5.2以上
・Xcode(OS に付属する無償のソフトウェア開発環境)
・iPhone SDK(アップルから無償で提供)
Mac1台とネット環境があればすぐに開発が始められます。

何はともあれ実際に作ってみます

今回作成するのは、”Hello World”を表示するアプリケーションを作成してみます。通常、アプリケーションを開発するのにObjective-Cというプログラム言語を使用しますが、今回は使用しません。

使用するのは以下の2つ
・ Xcode
・ Interface Builder

以下の内容にしたがってご説明します。
(1) iPhone SDKのインストール
(2) Xcodeの起動
(3) Interface Builderの起動
(4) Hello Worldの表示
(5) iPhoneシミュレータによる動作の確認

(1)iPhone SDKのインストール
それでは、まずiPhone SDKをダウンロードしてみます。iPhone SDKのダウンロードする為には、「Apple ID」の登録(無料)が必要です。既にご自身のApple IDをお持ちの方はそれをそのまま使うことができます。持っていない方はApple IDを取得が必要になります。

アップルの開発者向けウェブサイトである,Apple Developer Connectionへアクセスします。
http://developer.apple.com/jp/
そうすると、iPhone Dev Centerにログインできるようになり、そこからiPhone SDKのダウンロードを行います。ファイルサイズが大きいのでダウンロードまでに私の環境で1時間弱かかりました。ダウンロードが終われば、あとはインストールするだけです。

(2)Xcodeの起動
Xcodeを起動して新規プロジェクトを作成してみます。
Xcodeの起動は以下のディレクトリのXcode.appをダブルクリックして,Xcodeを起動します。

Xcodeが起動したら、新規プロジェクトを選択して、Windwo-Based Applicationを選択します。このWindwo-Based Applicationは、あらゆるiPhoneアプリケーションのベースとなるテンプレートです。

プロジェクト名は”hello_world”とします。

(3)Interface Builderの起動
端的にInterface Builderとは、ユーザインタフェースをデザインするためのアプリケーションです。Interface Builderを起動するには、プロジェクトの中にある「MainWindow.xib」ファイルをダブルクリックすると起動します。

(4)Hello Worldの表示
Hello Worldを表示するには、Interface Builderを使用してユーザインタフェースのレイアウトを行います。

(5) iPhoneシミュレータによる動作の確認
以上でHello Worldを表示するまでの作業は終わりです。
実際にHello Worldが表示されるのかiPhoneシミュレータを使用して確認してみます。

Xcodeの「ビルドして実行」をクリックすると、iPhoneシミュレータが起動してHello Worldが表示されていることを確認することができます。

最後に

今回はiPhoneアプリ開発のさわりとして、ご説明した為、多少説明を端折らせて頂いた箇所もありましたがなんとなく感じをつかめて頂けたら幸いです。 機会があれば、次回はロフトワークドットコムと連携したアプリについて具体的にアプリ開発をご説明したいと思います。

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