Main menu

  • 2008.03.18
  • 株式会社ロフトワーク

韓国初のCreative Commons国際会議で講演してきました

ロフトワークの林です。

2008年3月14日、Creative Commons Koreaが開催した国際会議「CC Korea:the1st CC Korea International Conference OPEN CULTURE in CC」で講演してきました。

基調講演は、クリエイティブ・コモンズ(CC)創立者のラリー・レッシグ。CCが世界中で順調に普及していること、特に韓国での普及スピードは驚くほどであることを伝え、その上で今後CCを牽引する力としてアマチュアでもなくプロでもなくその融合である「Hybrid」タイプに注目しているとスピーチしました。
またリミックスを許すことで生まれた素晴らしい事例として、米国大統領候補オバマ氏を支援するリミックス映像を紹介しました(米国でとても注目されている映像です)。

この例のように複数の人たちによる映像や音の融合を可能にするCCの可能性を強く訴えると同時に、「All rights reserved」で一切の著作物を囲い込んでしまいイノベーションが生まれなくなることへ強い危機感を表明していました。

約1時間におよぶスピーチを、1つのムービーファイルを使って講演するラリー。講演最中にマウスやキーボードは一切触りません。よっぽど入念に準備しないとできないスタイルであり、その完成度の高さ、真摯な姿勢に改めて心を打たれました。本当に素敵な人なのです。

2007年にラリーと対談させてもらった内容はwisdomに掲載されています。また今年7月末に札幌で開催されるiSummitでも基調講演をするので、ぜひ皆さん、時間をつくって見に来てください。

講演の中でレッシグが紹介した韓国人のCCライセンスの写真

私はビジネスをテーマにしたセッションにおいて、ハンゲームやNaverで有名なNHNや、サムソンの人たちとともに登壇。「New Model in Art」をテーマにロフトワークのビジネスモデルを解説しました。ロフトワークが運営するクリエイターコミュニティが、単なる広告サイトではなく、登録クリエイターとネットを通じてクリエイティブ業務を展開していくピアプロダクションのプラットフォームであること、さらにCCベースで世界中にコンテンツを提供していることなどを紹介。

プレゼン20分、パネルディスカッション40分。拙い英語ではあったのですが、150人くらい収容する会場は立ち見状態。たくさんの質問もあり、50枚持っていった名刺はすぐ品切れ。参加した人からも「とても刺激的(inspiring)だった」とコメントをもらい、とてもうれしかったです。

韓国にクリエイティブ・コモンズが導入されたのは2年前。でもそれより前に導入していた日本をしのぐ勢いで、CCライセンスが付与されたコンテンツが増えています。背景には、NHNやDaumなど大手コンテンツサイトを運営する企業が積極的にCCを導入している点があげられます。日本は韓国から何を学ぶべきか、また今後多くの課題を共有する「アジアの一部」として、一緒にできる取り組みはないかを協議していけたらいいなと思っています。

ロフトワークはこれからも、クリエイティブ・コモンズをはじめ「世界」というフィールドの中で、クリエイティブのダイナミックな流通をめざして活動していきます。

■場所:National Museum of Korea
■主催:Creative Commons Korea
■URL:
 CC Korea Conferenceのサイト http://www.creativecommons.or.kr/conference/eng(英語)
 Creative Commons Koreaのサイト http://www.creativecommons.or.kr/(韓国語)
 林の撮影した写真 http://www.flickr.com/photos/chiaki/2333477242/

株式会社ロフトワークについて

ロフトワークは、オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・エージェンシーです。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材と向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL(マテリアル)」、2.5万人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ「ロフトワークドットコム」、クリエイティブな学びを加速するプラットフォーム「OpenCU」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。(会社概要

お問い合わせ

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

コメント

blog comments powered by Disqus